見かけは激しく大切かも。。。
"Appearance might be very important.
見かけは激しく大切かも・・・思ったのは、主人との出会いがきっかけです。私はいろいろな偶然から3年前に今の主人に出会い、今年の6月に結婚式を挙げさせていただきました。1年ほど前です。でも、今までまるで違う世界で生きてきた私たちは、一緒に出歩くようになってから、とてもチグハグでした。
二人で暮らす家財道具を買いに、布団屋さんや家具屋さんに行っても、「娘さん、大きくなりましたね」とか、「お父さんと仲良しなんですね」とか言われてしまう。主人と私は確かに9歳離れていましたが、やっぱり悲しくなってしまいます。でも、それはまだ良い方で、2人でコスメショップや洋服屋さんに行った時、鏡で自分たちを見ると下心のあるおじさんの客と、それをくすぐってたかろうとしているキャバ嬢、もしくは「ちょっとずれた年齢不詳の女と補導員もしくは塾の先生」みたいにしか見えません。
主人は医師なので、アーティストとして芸能活動をする私の雰囲気に近づけすぎてもいけないとは思いましたが、やっぱり恋人やカップル、夫婦に見られたいじゃないですか!私は主人に言いました。
「変身よ!見かけを変えていただきます。まず歯を治すわ。それからメガネ、ヘアスタイル。服のアイテムも全とっかえ!私が大好きな「bajra(バジュラ)」とか、「Alfred Dunhill」が似合う人になって!!」
それらを一つずつ実行していくと、主人は意外と格好良くなっていきました。本当に、一週間くらいで別人のようになり、患者さんや周りの先生にも「いいね」「別人みたい」と言っていただくようになったんです。そうすると、本人も自信が出てくるみたい。お洒落にとても敏感になり、そのことが気持ちを若返らせるのか、それから一緒にいることで雰囲気が馴染んでくるのか、主人と私はいつの間にか「夫婦」として周りの人に扱ってもらえるようになりました。その時のうれしさは、今でもステキな記憶として残っています
ヘアスタイルや服装がオシャレになったところで、次の段階です。私は主人のガニ股歩きがとても気になって、「ガニ股でひょこひょこ歩くのやめて!三枚目キャラは卒業しましょう。それからいっそうのこと・・・、そうよ!お髭生やさない?眉カットもするわ!!」そういって私は主人の顔にマジックでお髭を書きました。すると、「意外といいんじゃない?」私も主人も、鏡を見て実行を決めました。時は年末年始。変身にはもってこいです。そして・・・